6月2日に台風一過。6月4日に 広瀬神社と馬見丘陵公園にアジサイと 菖蒲を見に行きました。


菖蒲は本来、生薬として用いられたそう。根茎は胃炎,発熱,ひきつけ,創傷,打ち身,リウマチなどに煎液やおろしたものを服用,塗布する.歯痛には粉末をすり込む.根茎や葉をそのまま,あるいは刻んで布袋に入れて,煮だし汁を熱いうちに浴湯料として使用すると神経痛,リウマチ,不眠症,神経の疲れなどに効果がある.ただし,煎液の服用では悪心や嘔吐を催すため,最近は用いられない。
強い芳香を持ち,葉が剣状であるため,古くから魔除けとして利用された.またショウブが尚武に通じることから尊ばれ,端午の節句にショウブを軒に挿したり,風呂に入れたりする風習がある.
…って、花はそのついでの鑑賞だったのか?(笑)


お寺に紫陽花が多いのは、医療技術が確立されていない時代、梅雨特有の急激な気温の変化によって日本各地で流行病が伝染し、多くの人が命を落としたと言われていて、亡くなった方への弔いの意味を込めて、人々は梅雨に咲く紫陽花の花をお寺の境内に植えたのだといいます。
そのため死を連想させる花になったようで、庭に紫陽花を植えるのは死を連想させるため良くないとか、お見舞いに紫陽花の花は禁忌とか言われるように。紫陽花さん…、災難ですね。